<ローマ法王>死去、84歳 激動の国際政治に深く関与
全世界10億7000万人以上のカトリック教会信者の頂点に立つローマ法王ヨハネ・パウロ2世(本名カロル・ボイチワ)が2日午後9時37分(日本時間3日午前4時37分)、ローマ法王庁(バチカン)で敗血症によるショック症状と心不全で死去した。84歳だった。死因は発表されていない。葬儀の日取りは4日招集の枢機卿(すうききょう)会議で協議し、6~8日に行われる見通し。後任の法王は、死後15~20日に開催する枢機卿会の秘密選挙「コンクラーベ」で選出される。
私はカトリックの教徒ではない。
しかし、この人は宗教家として素晴らしい人であったと思う。
とくに、異教徒と呼ばれる人たちにも寛容であり、イスラムや仏教の指導者とも握手をしたり
今までの排他的な宗教のイメージを変えた人でもあったように思う。
おそらく、これはローマ法王としての地位よりも、カロル・ボイチワという人そのものが、そうさせたのだろう。
だから、この人を追悼するに形式はいらないだろう
どこかのお寺で、彼の為にお経を読み上げ線香を焚いても、
おそらくこの人は、喜んでくれるに違いないと思う。
慎んでご冥福をお祈りいたします。
おつかれさまでした。