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絶対王者

昨晩寝る前に見てしまった記事
 プロレスリング・ノアの小橋建太が腎腫瘍摘出手術のため、7月1日開幕の次期シリーズを欠場することになった。
 小橋は今月19日に受けた健康診断で異常が発見され、22日にCTスキャンで検査。24日に結果が出て、27日に三沢光晴社長に報告したという。
 29日、ディファ有明内のノア事務所で会見を行った三沢社長は「右の腎臓に4~5センチの腫瘍があり、実際に摘出しないと判断できないが、画像からは悪性の疑いがある」と、腫瘍ががんである可能性も明かした。


もう、ビックリしてしまいました。

小橋健太(改名前)を知ったのは、もうかなり前です。
全日本プロレスで、前座の時代。
毎日負け続け、それでも全力でぶつかっていた時代です。

ハンセン、ゴディ、ウィリアムスらに完膚なきまでに叩きのめされても
立ち上がり、真正面からぶつかって、そして完敗。

私とあまり世代も変わらないので、等身大の感情移入で応援できたプロレスラーです。
彼の特に若手の時代のプロレスには本当に等身大の感動がありました。

大きな壁に跳ね返されても、起き上がり立ち向かっていく。
まさに彼の作る拳は「青春の握りこぶし」だったのです。

そして、叩きのめされて強くなり、とうとうPWF、インター、UNの三冠ヘビー級王者に。
そのあとムーンサルトプレスのやりすぎによる膝の故障で長期離脱。
ノアに移って、GHCチャンピオンに。同僚秋山から「絶対王者」と呼ばれて
今に至っています。

その絶対王者にまで登りつめた彼の今度の敵は、かなりの強敵と予想されます。

でも、彼のことなら、どれだけ叩き潰されても、這い上がって、その強敵を倒してくれる
そう、信じています。

今は黒のショートタイツですが、まだオレンジのショートタイツ、
青春の炎色のイメージが私の小橋健太のイメージであります。

絶対王者_c0001769_23444819.jpg

by tilipapa | 2006-06-30 22:31 | プロレス・格闘技