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ちぃぱぱのまいにち・・・

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無残・・・見ていて・・・つらい

<尼崎脱線事故>先頭車両に取り残される乗客 続く救出作業
<尼崎脱線事故>1両目に4人の生存者 全力の救出作業
車内に14-15人の遺体 JR脱線事故
 25日午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市久々知3のJR福知山線塚口―尼崎間で、宝塚発同志社前行き快速電車(7両編成、乗客約580人)の1~5両目が脱線。先頭車両と2両目の車両が線路から約6メートル離れた進行方向左側の9階建てマンション1階に突っ込み、いずれもL字形に折れ曲がり大破した。すぐ後ろの3両も大きく傾くなどした。脱線手前には石の粉砕跡が残っており、県警は尼崎東署に捜査本部を設置し、業務上過失致死傷容疑で捜査を始めるとともに、置き石と事故との関連を調べる。(2、3面にクローズアップ、21面にグラフ、社会面に関連記事)

 尼崎市消防局などによると、この事故で午後7時半現在、50人(男性27人、女性23人)が死亡、負傷者は325人。脱線した先頭車両には乗客が取り残されており、兵庫県警や消防隊が救出作業を続けているが、4人の生存が確認された。一方、JR西日本によると、高見隆二郎運転士(23)の容体は確認されていない。

 同社によると、現場に止まった最後尾の車両の約5メートル後方から、左側のレールに石の粉砕跡が断続的に車両方面に続いていた。また、線路左側のコンクリート製枕木には、粉砕跡が始まった地点の約11メートルマンション側から脱線した跡が残っていた。

 現場は、直線から「R300」(半径300メートル)と呼ばれる急な右カーブに入ったところで、時速は70キロに制限されている。計算上は、133キロを超えると脱線する可能性があるといい、捜査本部などは、脱線時のスピードを調べている。

 脱線した電車は事故直前の午前9時16分ごろ、停車駅の伊丹駅で約8メートルオーバーラン。通常の停車位置に戻るのに1分半かかり、事故現場手前の塚口駅通過時点では1分遅れだった。

 電車が伊丹駅を発車後、松下正俊車掌(42)がオーバーランを運転指令に報告。運転指令がオーバーランを確認するため、無線で高見運転士を2度呼び出したが応答がなかった。その直後、脱線事故が発生。松下車掌は運転指令への無線がつながらなかったため、携帯電話で、非常ブレーキが作動して停車し、脱線したことを伝えたという。

 JR西日本によると、高見運転士は車掌だった02年5月、電車が停車駅を誤って通過した際、非常ブレーキをかけずに訓告処分。03年8月には、指導車掌として勤務中に、乗客に「目がうつろ」と言われ、厳重注意を受けていた。

 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会も、調査官ら5人を現場に派遣、▽時間の遅れを取り戻すために電車のスピードを上げた▽レール上に置き石があった――などについて調べる。


このニュース。仕事が終わって、友人からの携帯のメールで、知りました。
「事故で凄いことになっている、知り合いとかいない?」と言うメール。
よくわからず、帰りの車の中、ラジオのニュースで、驚きました・・・
50人死亡・・・

家に帰って、今まで、TVの画面に釘付けでした・・・

折れ曲がった車両。怪我をした人々、収容される遺体、被害者の安否を必死に確認しようとする家族。
凄く、つらい。見ていて、胸が締め付けられる。
そして記者会見。事故の原因を推測する評論家・・・

今知りたいのは、自分の家族や友人の安否。久しぶりに会っていない友人が乗っているかもしれない。

個人情報保護法のためか・・・怪我をした人の名前も出てこない。

もはや、遠い土地にいて、ただ単に、みんなの無事を祈らずにはいられない。

今日、誰がこんなことになると予測できただろうか?
みんな、普通に「行ってきます」と出て行ったはずだ。

それがこんなことに・・・・
被害にあわれた方や、その家族の心中は察して余りある。
辛い・・・苦しい・・・

まず優先すべきは、被害者の救出だ。
消防は頑張っている。
車のガソリンがもれていて、エンジンカッターなどは使うのに躊躇する状況下のようだ。

一刻も早く、数多くの生存者を救出していただきたい。

それから、事故原因。責任問題だ。

会見での記者の視点はずれている。としか言いようがない。
記者会見で罵声を浴びせたり、今から謝罪説明に行こうとしている社員を取り囲んで恫喝のようなことをしたり・・・
「我こそが社会正義そのものだ」という驕りのようなものさえ感じてしまい
非常に不愉快だ。
被害者や、その家族のことをどれだけ考えているのだろう。

まずは、亡くなられた50人以上の方のご冥福を祈り
怪我をされた方の一刻も早い回復をお祈りいたします。

そして、今なお救助活動をされている消防の方の奮闘を祈ります。

救助活動に参加された、近所の住民の方々、医療関係者の方々
皆様のおかげで、被害もまだ少なかった・・・そう信じております。

そして、このようなことが何故起こったか?
その原因を徹底的に追究し、次への教訓としていただきたいと願っております。

・・・・・追記(4.26)・・・・
車内に14-15人の遺体 JR脱線事故
 兵庫県尼崎市のJR福知山線で25日に起きた快速電車脱線事故で、兵庫県警などは26日午後、電磁波で人の鼓動などを探知する人命探査装置を使って、大破した1、2両目の車内に閉じ込められた乗客らの安否を確認した。しかし生存者の反応はなく、県警などは14-15人の遺体があるとみて収容作業を急いでいる。

亡くなられた方も70人を越えてしまいました。
そしていまだに、車内で閉じ込められている方がいるようです。
一刻も早く、外に出してあげて欲しいと願っています。
by tilipapa | 2005-04-25 23:31 | Trackback