1984年5月6日テキサス州アーヴィング
NWA世界ヘビー級タイトルマッチ
リック・フレアーVSケリー・フォン・エリック
久しぶりにこの試合をネットで見つけて、見てしまいました。
リック・フレアーの全盛期です。
対するは”鉄の爪”フリッツ・フォン・エリックの四男ケリー・フォン・エリック
この年の2月に日本で急死した兄デビッドの追悼大会のことです。
観客のほとんど(全部)がケリーの味方。
フレアーは完全にヒールです。
お決まりのフレアーのスタイルが続出です。
それにまだ若いケリーが挑むという図式。
お約束のデッドリードライブももちろん、
ケリーの円盤投げパンチで会場がドッと沸きます。
興行の性格もあって、最後は逆さ押さえ込みで
ケリーがフォール勝ち。念願のNWA王者に就きます。
でも、これはフレアーが勝たせてあげたという感じです。
その16日後には横須賀でフレアーがこの王座を奪還することになります。
エリック一家の悲劇の最初は、
皮肉にもエリック一家の最も輝いてる時でもあったのです。