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ちぃぱぱのまいにち・・・

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近づかなきゃいいのに・・・

<クジラ>ウオッチングの観光客の目前で捕獲 知床沖

このところ時間の使い方が下手でなかなか更新できていません。
ちょっと疲れておりますね・・・

私は鯨を給食で食べたほぼ最後の世代ですので
鯨は食べ物であります。

このウォッチング船ですが、鯨と捕鯨船を確認して近づいたとのこと。
捕鯨船のお仕事が理解で来ていたら、近づかないでしょう・・・普通。

でも近づいて捕鯨を見せたわけです。
何かしらの意図があって・・・でしょうか?

捕鯨には賛否両論があるようですが
どうも感情論が先走ってよくありません。

鯨にせよ牛にせよ豚にせよなんにせよ
生命というのは他の生命を食べなければ生きていけないのですから。
人間だけじゃありません。牛は草という生命を、ライオンはインパラを
カマキリは蝶を食べて生きています。

何を食べるか・・・それは文化なのです。
否定も肯定も出来ないと思います。

犬を食べるのも文化ですし、昆虫を食べるのも文化です。
優劣をつけるのはおかしいです。

でも、この船長さんももうちょっと空気読んで欲しいですね。

 知床沖の根室海峡で24日、和歌山県太地町と北海道網走市の捕鯨会社が共同操業する小型沿岸捕鯨船(32トン、7人乗り組み)が、クジラ・ウオッチング船の前でツチクジラを捕獲した。現場は禁漁区域でなく、捕鯨船はクジラを追っていて偶然、この海域に来たとみられる。世界自然遺産登録海域の近くで、結果的にクジラの生態を楽しむ観光客の前で捕鯨した事態になり、波紋が広がりそうだ。【本間浩昭】

 ウオッチング船「エバーグリーン」(19トン)に乗っていたウオッチングガイドの佐藤晴子さん(42)によると、現場は羅臼港(羅臼町)の東約14キロの沖合。午前10時44分ごろ、約3.5キロ先に捕鯨船とクジラの噴気を発見し、近付くと、クジラが銛(もり)を撃ち込まれていた。約20分後、クジラは船首に引き寄せられた。

 双方の距離は約100メートル。約20人の観光客は、クジラが捕鯨船に横付けされるまで「かわいそう」などと言いながら様子を見ていた。フランス人夫婦の妻は「ちょっと気分が悪くなった」と話していたという。近くには別の2隻のウオッチング船がいたが、このうち1隻は子供が泣き出したため途中で引き返した。

 ツチクジラは体長10メートル強、体重11~13トン。国際捕鯨委員会(IWC)の管轄外のため、資源状況について国際的合意はない。捕鯨は日本独自の管理の下で行われ、全国で年間66頭の捕獲枠が定められている。網走を基地とする捕獲は年間4頭が割り当てられている。

 エバーグリーンの長谷川正人船長(46)は「私は見せるのが仕事。彼らは捕るのが仕事。でも、何とかならないものか」と話していた。一方、網走市の捕鯨会社は羅臼町に対し、「観光船が接近し、大変危険だった。危険運航に当たると思われるので、注意してほしい」との要請を出した。

by tilipapa | 2007-08-26 01:48 | Trackback