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ちぃぱぱのまいにち・・・

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こどもの興味はどこへ行くのだろう?

<IEA学力調査>得意の理科も学力低下 文科省も認める

自分が子供だった頃を振り返ってみると・・・
やっぱり算数や国語は好きじゃなかった。

計算はややこしいし、漢字の書き取りなどは単なる「作業」に感じたものだ。

でも、社会科や理科は好きだった。

特に理科だな。

子供の頃「ファーブル昆虫記」に出会い、そこら辺の昆虫を観察しまくった。
それで、理科の点数が上がるわけではないが、その教科に興味を持つことは出来た。

空に輝く星もそうだ。
SFなんかにもよく描かれている宇宙。
それを面白く教えてくれたのが、TV番組「コスモス」である。
今は亡きカール・セーガン博士のあのTV番組。

夜空の星を興味深げに眺めていたものである。

これはいまだに変わらない。
会社から帰るときに、なぜか星を見上げる癖が付いてしまっている。

子供の頃、そういった興味をそそるものが身近にたくさんあった。

いまはどうかな?

もちろん探せばたくさんあるのだろうが、身近に探求できるきっかけ・・・あるのかな?

僕らだって、本やTVだったから、今はもっときっかけは少ないんだろうな・・・

そう考えると、自分たち大人ももっと、子供たちにいろいろきっかけ作りのお手伝いをしなければね。強制だと、絶対嫌がるし、自分だって嫌だからね。

あくまでも「きっかけ」。これが大事かな。

算数は嫌いだったが、数学は好きだった。
証明問題などは、もう面白くてたまらなかった。
これはああだから、ここがこうなって・・・
考えるだけで、楽しいではないか。

途中で文系に方向転換せざるをえなくなったが、大学受験で数学が選べるところは、それで受けましたから、私。

少なくとも、自分の子供には学力もつけさせたいけど、それ以上に探究心というか、そういうものを身につけさせたいな、と思っている。

そのほうが、身に付くから。そのほうが役に立つから。
でも、学力があるのとないのとでは、その探究にも影響はあるからね。

自分みたいに中途半端になってしまう・・・

でも・・・「きっかけ」はいっぱい作ってあげよう。

そうしたら、こういう問題も緩和されるだろうから。

そうすると、この国ももっとよくなるだろう。

勉強って・・・本当は楽しいんだから。

社会人になってから気が付いたけど(遅いわ!)
by tilipapa | 2004-12-15 23:58 | Trackback