人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ちぃぱぱのまいにち・・・

tilipapa.exblog.jp
ブログトップ

プロスポーツはエンターテインメントである。

新庄はファン命…「もっと喜ばれる」常に考え

“天然キャラ”で人気の日本ハム・新庄は意外や意外、「気配りの男」だった。専属広報が隠された素顔を明かした。

 札幌で日本ハムとのオープン戦2連戦を終えた巨人・堀内監督は4日、テーマ曲に乗って打席に入る際たっぷり間を取る新庄を猛批判。「みんながスピードアップと言っているときに、あんなのを許しているようじゃ…。ファンサービスを勘違いしている」「あんな選手、おれだったら使わない」とこき下ろした。

 しかし、新庄流パフォーマンスがファンの心をとらえているのは紛れもない事実。新庄の入団時から専属広報を務めている日本ハム・荒井修光氏(31)は、「堀内監督の発言は聞いていません」と戸惑いながらも、「新庄さんが、攻守交代時などに一生懸命走っていることはご覧の通りです。そもそも新庄さんは、誤解されがちですが、“天然”でもわがままでもありません。あれほどファンのために真剣に頭をひねっている選手は、他に見たことがありません」と強調した。


プロスポーツ・・・勝てばいいのだろうか?
勝つことに越したことはない。
しかし、それならアマチュアでも同じことなのだ。

お金を取って、お客様に魅せる・・・・
これがプロスポーツなのだ。

だからTVでも中継するし、明日の会社での話題にもなるわけである。

だからと言って、パフォーマンスばかりやっているようではいけない。
きっちりとプロの技も魅せないと・・・

パフォーマンスの似合わない選手もいる。
例えば現中日の川相。彼はバントだけで魅せる選手だ。
彼にパフォーマンスは似合わない
黙々と地味な仕事をこなす・・・
それが、彼のキャラクターでありパフォーマンスなのだ。

では、問題の新庄の場合はどうだろう。
彼の場合は、成績そのものははっきり言ってたいしたものではない。
しかし、チャンスに強く、また「何をしでかすかわからない」意外性。
それが彼のキャラである。それを活かし、フアンを喜ばせるためには
パフォーマンスは必要不可欠なのだ。
そして、それらは彼に非常に似合っている。

アメリカに行ってしまった中村ノリのバット投げ、
古くは長嶋茂雄の帽子飛ばし・・・
これらは全て、フアンに向けたアピールであり、パフォーマンスなのである。

今回の堀内巨人監督の言葉は何か違っているような気がする。
フアンは黙々と試合が進み、勝ちだけを獲りに行くという、
殺伐とした野球を望んでいるのだろうか?

いまや、野球以外のプロスポーツもドンドン注目されている。
Jリーグだってもはや地方のプロスポーツとして浸透してきているし
その他のスポーツだってしかりである。

客を呼べる選手・・・それがプロスポーツのスターの要件である。

時間が早くなるだけでは客は呼べない。
見たいなあ・・・と思える選手がいること。それが条件である。

そういう点では巨人はかなり有利な筈なのだが・・・
ここのところの視聴率の低迷等・・・
巨人にも何かしらの「改革」は必要ではないでしょうかね・・・

勝つ野球も大事だけど、フアンの喜ぶ野球(プロスポーツ)はもっと大事な気がする・・・

巨人の選手で、サインが苦手な選手っていなかったっけ?

>新庄さんが、攻守交代時などに一生懸命走っていることはご覧の通りです。

こっちの方が大切ですよねぇ・・・
by tilipapa | 2005-03-05 22:08 | スポーツ